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休診/日曜 祝日

膝に水が溜まった!?

よく聞く関節に水が溜まるって実際どうなっているのか知ってます?
「病院で膝に水が溜まってるって言われたけど」
「水を抜くと癖になるの?」

ってよく質問されます

実際にその水について解説してみましょう

水の正体は
関節液(滑液)と言い誰にでも関節の中に有る液体です
関節は関節包という袋に包まれていて、まさに密閉された状態にあります。
その関節包の中で、関節液がある原因によって通常より多くなった状態を水が溜まったと言います


関節液の役割
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・少しネバネバした液体で、関節軟骨表面の滑りをよくしています(軟骨どうしが擦れ合い摩耗を防いでいる)エンジンオイルの様な物
・関節軟骨には血管等の進入が無い為、血液によって軟骨に栄養を送ることが出来ません。なので関節液の中に存在するヒアルロン酸やタンパク質など栄養成分を関節軟骨表面から送り届けているのが関節液なのです。


関節液はどこで造られる?
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関節液(滑液)は滑膜組織から造られます
滑膜組織とは関節包の内側にある組織で常に一定量の関節液を排出し吸収を
繰り返しています
その滑膜組織が炎症を起こすと通常より多くの関節液を出してしまい、今度は吸収しきれなくなり関節包の中で溜まっていきます。
簡単に言うと関節に炎症が起こっているときの
危険信号なのです
これが一般的に膝に水が溜まったと言われる現象です

簡単な膝の構造(右膝)

なぜ炎症が起こるのか?
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・外傷(骨折、捻挫、打撲)によるもの
・変形性関節症(関節軟骨の摩耗、骨棘の刺激)
・オーバーワーク(体重の増加、筋力の低下による)
・リュウマチ、偽痛風など
原因は様々であるが滑膜組織が傷ついたり、強い刺激を受けることにより炎症が起こる


・次回、水を抜くとクセになる??

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