なかむら接骨院 | 名古屋市西区の接骨院 骨折 捻挫 脱臼 打撲 自賠責 交通事故 各種保険取り扱い

052-532-8607

不定期コラム

お問い合わせ

メニュー



なかむら接骨院

なかむら接骨院

〒451-0015
名古屋市西区香呑町1-39
アビタシオンいのう102
TEL/FAX:052-532-8607
診療時間
午前9:00~12:30
午後4:00~8:30
土曜日 午前9:00~午後6:00
休診/日曜 祝日

接骨院のあれこれ

・接骨院、整骨院、ほねつぎ(以下接骨院)、街中でよく見かけることがあると思います。
平成24年厚生労働省の衛生行政報告例によると、全国には接骨院、整骨院が約42,000件も存在します。
最も多い地域は大阪、次いで東京、埼玉、神奈川で愛知県は第5位です。
と言われても現実味が無いので比較対象として、コンビニエンスストアが全国で約55,000店、歯科医院が約68,000件存在しています。
これだけの数があるのに実際のところ、接骨院て何をするところなの?骨盤矯正?マッサージをしてくれる所じゃないの??などとよく質問を受けるのです。
そんな方へ少しでも接骨院を知っていただければ幸いです。


施術所の名称および資格について
接骨院、整骨院、ほねつぎ これらはすべて同じ職種であり施術所の名称が違うだけです。
私たちの持つ資格は柔道整復師免許と言い、高等学校卒業後に三年制専修学校または四年制大学で運動学、解剖学、病理学、生理学、公衆衛生学、整形外科学、関係法規、一般臨床医学、外科学、リハビリテーション医学、柔道整復学などを履修します。 その後、国家試験を受け合格後にはじめて厚生労働大臣免許の柔道整復師免許を取得することが出来ます。それと同時に開業権が与えられます。 大抵の場合は資格取得後に臨床研修として病院施設、接骨院へと進みますが、近年では大学院などの研究機関、スポーツ施設、介護方面へと進む人も多くなっています。


柔道整復師の由来
[柔道整復術とは]
私たちが主に骨折や脱臼を非観血的(手術せず)に整復(解剖学的に正常な位置に戻す操作)する際の動作や捻挫、打撲に対する処置を行うことを「柔道整復術」と言います。
骨折、脱臼など大抵の場合、手術をせずにもとの位置に戻すことが可能です。

それが日本の伝統医療である柔道整復師の姿なのです。
[柔道整復術の歴史]
「整骨」「接骨」という言葉はすでに平安時代の書物で確認されています。それ以前の日本医療は祈祷術、呪術的医療が中心となっていました。
その後、インド医学、唐医学が伝搬され日本の医療が確立されるようになり、それが現在の医学の始まりとされています。
我々の柔道整復術は江戸時代初期、陳元贇により中国から中国拳法(柔術)が伝えられ、同時に負傷したものに対する応急手当として整骨術(活法)が伝えられている。この殺法が現在の柔道となり、活法が柔道整復術へと変化していきました。 そのような歴史を経て日本古来の伝統医療が誕生しました。


接骨院の業務範囲
骨折、捻挫、脱臼、打撲、挫傷に対して施術(治療)を行うことができます。
急性、亜急性が原因となり発生した骨、関節、筋肉の怪我について健康保険を用いて治療を行うのが接骨院です。いわゆる「ケガの専門家」なのです。
私たち柔道整復師はレントゲン撮影、投薬、注射は法的に行うことが出来ません。
その代わりに、問診、視診、触診(患者さんの声をよく聴き、患部を観察し、各種徒手での検査)超音波画像などから得られる情報をもとに患部の損傷程度、状態を判断します。
その結果により、個々に合わせた治療プログラム(固定、手技療法、運動療法、低周波治療など)を実施し早期社会復帰、スポーツ現場復帰を目指します。